ショック
自分が中学時代から選手として続けているカヌースプリントで薬物混入事件が起きてしまった、、
初めは携帯の待受画面に「カヌー」の文字と「禁止薬物混入」の文字が見えて、海外選手に日本人選手が禁止薬物を入れられたんだ!
と思って記事を開きました。
カヌーはマイナー競技だがカヌースラロームで、羽根田卓也さんが初のオリンピック銅メダルを取り注目を集めていました。
カヌースプリントもカヌースラロームの注目の波に乗って、2020年、東京オリンピックで入賞を目標に協会、選手一丸となっていた!
そんな時に起きた事件で、嫌な意味で注目を浴びてしまった、、
事件の内容は国内の試合で、日本のトップを争うような選手が他のライバル選手の飲み物の中に禁止薬物を混入させ、入れられたライバル選手はドーピング検査で陽性反応が出たというものだ。
以前から禁止薬物を混入させた選手は、カヌーを漕ぐ時に使うパドルを破損させたり、盗んだり、パスポートを盗んだり…
色々な事を行なっていた。
結果としては混入させた選手が自首して、ライバル選手は処分が取り消され、混入させた選手は8年間の資格停止処分になった。
この記事を見て思ったことは、禁止薬物を混入させた選手が悪いのは大前提としても、アンチドーピングに対する意識の低さ、メディアの混入させた選手に対する一方的な意見、潔白を訴えていた選手を処分の対象にしようとした協会の判断、など色々思うことはありました。
スポーツ理学療法の勉強も含め、これらの話の意見を聞ききにカヌー協会に行ってきました!
どの方と話しても今回の事件の話題が出てきました。
元日本代表にも選ばれた先輩にお話を聞きました。
今回の事件は禁止薬物を混入させた選手が悪いことを大前提に、果たして本当に混入させた選手のみが悪いのかどうか?
アンチドーピングに対する日本カヌースプリントの意識の低さはあるとは思う。
あくまで国際大会に出た時の経験から話すと、海外なら荷物番をする人がいる。
日本は国際大会に出場していても荷物番がいないのが実際である。
今回の事件を通して日本カヌースプリントの印象はどう変化していくのか?
先輩は知り合いから、「カヌーも陰湿なスポーツだね。」と言われたらしい。
その時はムカついて、カヌー選手が全員そんな戦い方をしているスポーツではない!!!
と思ったらしい。
僕もカヌー関係者だから、そんな人は本当にごく一部いるかどうかだ!
と言える。
少なくとも僕の周りにいないことは証明できる!!
だがカヌーを全く知らなかった場合どう思っているかは、分からない。
先輩は今回の事件があり、印象が悪くもともカヌーに対する認知度は高まった。
全くカヌーを知らなかった人は、「禁止薬物混入事件で話題に上がった、カヌースプリントでしょ!」と、カヌースプリントという知らなかった単語を知ってもらえる機会になった。
一部では混入された選手の会見を見て、素晴らしい選手だという人もいる。
禁止薬物を混入させた選手は、以前からカヌーを漕ぐ時に使うパドルを破損させたり、盗んだり、パスポートを盗んだり…
色々なことを行なっているが、
禁止薬物を混入させた選手に対して、混入された選手が過去に恨みを買われるような事を何もしていなかったのか?
という事も気になるところではある。
この画像のようにメディアはあくまで一部をピックアップして報道するため、報道された事を全て鵜呑みにするのは良くないとは思う。
もちろん国内の試合で前例が無いような事件のため、なんとも言えないが起きてしまった過去は変えられない。
この事件が起きてしまった事で、他の競技者もアンチドーピングに対して、意識し直すきっかけになったと思っています。
2020年のオリンピックでは、ドーピングを行う選手や今回のような事件が起きないように、もう一度アンチドーピングに対して意識し直して、二度とこのような事件が起こらない事を競技者としても心から願っています。
この画像のような取り上げ方のニュースはたくさんあると思う。
メディアの取り上げ方なども気にしてこれからニュースを見てもらいたい。
最後に言いますがカヌースプリントは、決して陰湿なスポーツではありません。
スタートからゴールまで数十秒〜数分で繰り広げられる、水上の陸上のようなスポーツである!
この事件をきっかけに気になった人は、カヌースプリントについて時間がある時に調べて見てください!
動画を見てください!
とてもかっこいいです!